銀杏の食べ方 -加工・注意点-




消防署近くのイチョウの木の下に、銀杏が沢山落ちています。

(一度はやってみたい)と思っていたのですが、今回銀杏の実から→食べられるようにするまで、チャレンジしました。

1.果肉が付いている銀杏を拾います。

あまり沢山拾うと、後処理が大変なので、ご自宅で加工・消費出来る量を見極めて、拾った方が良いかと思われます。

出来たら手袋をした方がいいです。結構臭いです。

2.拾った銀杏は、たっぷりの水につけて、3日以上放置。

私は100個位拾ったのですが、アイスクリームが入っていたプラスチック容器に水をはって、銀杏を入れました。

銀杏がすべて水の中に沈む位にします。

家の中に放置していると、かなりの臭いがするので、お庭のテラスに置きました。

水をこまめに変える必要はありません。

3.3日以上放置すると、実から種の分を出すのに、スルッと剥けます。

実のなかには種が入っています。その種の中にある実を食べる事が出来ます。

外側の実を水に漬けても、腐らずにオレンジ色のままでした。水分を含んでいるので、しばらく放置・乾かしてから、ゴミにする方が良いと思います。

ここでも、手袋をした方がいいですよ。

4.種の部分だけになったらば、よく洗って、カラカラになるまで干します。

よく洗った方がいいです。少しでも実が残っていると、臭いです。

ザルなどがあれば、ザルに入れて天日干しも良いと思われます。

しかし、「カラスに狙われるかも」と思いましたので、キッチン用ゴミ袋に入れて干しました。

5.殻を金槌・ペンチ等で割ります。

カラカラに乾いた銀杏を、「金槌」で割ります。

ペンチを使う人もいるそうで、最初はペンチを使ったのですが…力加減が分からず、粉々になってしまいました。

結果、まな板の上で、金槌を軽くトントンと押し当てるのがよさそうです。

そして、全部割ってしまうのではなく~割れ目が入ったな!くらいでOKです。

6.銀杏を調理する-フライパン-

フライパンに塩を一握り入れて、殻付き銀杏と一緒に弱火~中火で6分程温めます。

温めると、殻に入っていた銀杏が自然に出てきたりしますよ。

そして薄皮を取り除くのですが、温かい方がむきやすいです。

むいている内に別の銀杏が醒めてしまったらば、また残りを少し温めてあげると…剥きやすいです。

7.銀杏に関する注意事項

銀杏は、食べ過ぎると銀杏中毒になるそうです。

小さなお子さんには、与えない方が良いです。

大人でも、1日20個位を目安に食べるようにしましょう~。

そして…

銀杏を加工するのが面倒で、洗って干したあと、余りにも放置し続けると、カビが来るそうです。

冷凍庫で長期保存が出来るようなので、すぐに加工しない場合は、冷凍保存をおススメします。

2021年11月7日