続いて衣つくりです。
材料に炭酸を使うとパリッとするとか、冷水を使うなどいろいろききますが、
大将いはく、普通の小麦粉と水だけでOKとのこと。
これは意外にびっくりしました。
たまごもいらない。
水と小麦粉と油があれば、どんな素材も揚げられると思うと、
天ぷらへの壁がいっきに低くなると思いませんか?
いよいよ衣を作っていきます。
小麦粉と水を混ぜる作業を3回する。
これがコツです。
1回目、180ccの水に半分くらいの小麦粉をよくまぜる。
2回目、1回目の半分くらいの小麦粉を加え、またよく混ぜる。
3回目、さらに半分くらいの 量を軽く混ぜ出来上がり。
けっこうさらっとした状態で、あまり素材にべったり衣がつくとよくないとのことでした。
あまり混ぜない方がいいと思っていたので、ここは意外でした。
2回目までしっかり混ぜ合わすことで土台をつくるそうです。
そうすると、なくなってきたときやうすくなってきたら、
また3回目くらいの量の小麦粉をたしたり、水を追加すれば、比較的長く同じくらいの濃度で
天ぷらが作れていくようです。
炭酸水を使うと、泡ができてしまい、衣の状態がよくわからなくなってしまうそうです。
また、小麦のグルテンをけすために卵をいれるのですが、
家庭用の天ぷらだったら、卵もいらないと言っていました!
是非参考にしてみてください。