カボチャの摘芯・受粉・収穫・キュアリング
- カボチャの摘芯
- 最初に伸びてくる「親づる」は、葉っぱが4.~5枚出てきたら、「摘芯」つるの先を切ってしまいます。そうして、親づるの脇から出てくる「子づる」を4本程度残して、他のつるは取り除きます。子づるの脇からでてくる「孫づる」も取り除きます。
- カボチャの受粉
- 同じ株に雌花と雄花が咲きますが、雌花の方が数が少ないです。見分け方は、雌花には花の根元に丸いボールのような実が付いています。おおよそ株元から数えて10枚位の場所で受粉させるのが良いでしょう。朝の9時頃迄に受粉させます。受粉の方法は、雄花を切り取って花びらをむしり取り、雌花の花の中心に花粉をこすりつけます。
- カボチャの収穫 収穫したばかりのカボチャは、甘味がありませんので、糖度を上げてやります。普段は日の当たらない場所に置いておき、1日2~3時間35℃以上になる場所で甘くさせます。35℃以上になる場所がない場合は、普段は冷蔵庫内に入れて置き、暑い日中に冷蔵庫外に出してあげるだけでも、変わってきます。カボチャは保存食なので、冬至の頃まで保存できるでしょう。カラスや猫等が、畑のカボチャを狙う場合がありますので、網の目になっているカゴを被せておくと良いでしょう。 2016.08.19中嶋美和
- ・ キュアリング
- 受粉から50~60日後位で収穫出来ますが、受粉の日を忘れてしまいますよね。「果柄がコルク化」すれば、収穫時期です。「果柄」とは、つるとカボチャの実が繋がっている、へたになる部分です。「コルク化」とは、へたの部分の緑色の部分に、茶色の筋が入ります。それが目安です。果柄がコルク化すればヘタを切って、収穫です。