さて、「サービス付き高齢者向け住宅」を選んだのですが、施設側は
・バリアフリーの部屋を貸す
・安否確認をする
・美味しいお料理を提供する
など、ごくごく限られた事だけしか、して貰えません。
一般的な「部屋を借りる」のと同じなので、日用品・家財道具等は、すべて家族が用意する事になります。
大きなものでは
・冷蔵庫
・洗濯機
・テレビ
患者の意識レベルに寄っては、もっと色々な家財道具が必要になるでしょう。
細かいものでは
・トイレットペーパー、タオル、紙パンツ、歯ブラシ等々、生活に必要なものはすべて、基本的には家族が調達します。
・介護ベット
・車椅子
に関しては、施設側がレンタルをしてくれて、入所当日にはすでに設置されていました。
車椅子に関して、インターネット等では、安い値段で購入することが出来ます。
しかし、患者の状態は刻々と変化してゆくので、その状態に見合った車椅子が必要となります。ボロボロでガタガタな車椅子がレンタル用にされている訳でもなく、かなり使い勝手や状態のよい車椅子が貸し出されます。買い替えの経済的負担等を考慮すると、レンタルをおススメします。
このような一連の作業に慣れている家族はまれなので、丁寧に教えて貰えます。
・ガスの開栓
・電気の使用開始
については、家族が直接業者に電話をし、使用開始日時を指定して、家族立会のもと作業がなされます。
施設側の最低限の介入が、サービス付き高齢者向け住宅の良いところです。
後は自由に
・介護関係事業所との契約(別途、契約・料金発生)
・医療関係事業所との契約(別途、契約・料金発生)
を済ませます。
非常に融通の利くシステムとなっていて、介護・医療等が必要ない方ならば、入居費用+αだけのお支払いで済むので、安く済みます。