2月6日投資情報

本日(2025年2月6日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比235円05銭高の39,066円53銭と3日続伸しました。前日の米国株式市場で半導体株が上昇したことを受け、東京市場でもハイテク銘柄が買われました。一方、円高の進行により上値は重く、輸出関連銘柄には抑制的な動きが見られました。また、米供給管理協会(ISM)の非製造業総合景況指数がインフレ再燃への懸念を緩和する内容となり、投資家のリスク資産選好の動きが強まりました。

業種別では、33業種中27業種が上昇し、特にハイテク関連や半導体製造装置関連が市場を牽引しました。為替市場では、日銀の田村審議委員が2026年3月期後半までにベンチマーク金利を1%程度まで引き上げるべきとの見解を示したこともあり、円高傾向が強まりました。全体として、米国の経済指標や企業決算が投資家心理に影響を与え、ハイテク銘柄を中心に買いが進む一方、為替動向が輸出関連銘柄の上値を抑える展開となりました。