大阪交響楽団 第224回 定期演奏会に行ってきました
指揮:ユベール・スダーン
ヴァイオリン:郷古廉
曲目
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
フリーメイソンのための葬送音楽 ハ長調K.477
アルバン・ベルク
ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)
フランツ・シューベルト
交響曲第2番 変ロ長調D125
席は、1階後ろの方でしたので、指揮者・ヴァイオリニストの顔までは、ハッキリ見えなかったです。
モーツァルトは、葬送音楽だけあって、いつもの軽いノリではなく、暗い感じがしました。
ベルク(1885~1935)は、聞いたことがない作曲家ですが、近・現代に分類されるのでしょうか。
やや難しい感じのする曲でしたね。どのように拍子をとっているのか、サッパリ分からなかったです。
しかし、ヴァイオリニストは上手く弾きこなして・分析できているようで、迷路に入ってしまったような聞き苦しさは、ありませんでした。
シューベルトは、さすがに聞きやすかったです。
ベルクの後だけに、定型の音楽が、大変安心感を持って聞けました。
大阪交響楽団の演奏は、全体的に、音の分厚さ・繊細さの表現が、まだまだ甘い気がしました。
難曲にチャレンジするのもよいと思いますが、音符を追うだけで精一杯な感じがして、残念ですね。
今後の演奏に、期待したいと思います。