大阪音楽大学 第54回オペラ公演
G.C.メノッティ作曲・台本
歌劇「テレフォン」
歌劇「泥棒とオールドミス」
演出:粟國 淳
指揮:森 香織
2018年11/2 19:00開演 11/4 14:00開演
11/4の公演に行ってきました。
G.C.メノッティとは、聞き慣れない作曲家なのですが、1911年イタリアで生まれ2007年に亡くなった、近現代に生きた方です。
そして、今回の演目は…喜劇。
悲劇は、誰かが亡くなったらば、観客は感情移入して悲しみます。しかし、喜劇は、笑わさないといけないので、「難しい」と聞いた事があります。
観客席では、始めの方は遠慮がちに笑っていた人達も、最後の方では、豪快な笑いに変わりました。
ピアノについては、近現代の曲を弾くのは、とても難しいです。変拍子や不協和音のオンパレード。それを自分のものにする為には、何度も何度も反復練習して耳に音を慣らさせ、楽譜を細かく分析して、いかにスッキリと分かり易く弾くかが勝負となります。
今回、指揮をされた森香織氏も、同じ様に練習されたのでしょうか。大変な難曲だったと思われますが、スッキリ分かり易い指揮がなされていました。