関西フィルの定期演奏会に行ってきました。
指揮 オーギュスタン・デュメイ
ピアノ 児玉桃
オルガン 片桐聖子
曲目
フォーレ 組曲「ドリー」作品56
フランク 交響的変奏曲(ピアノとオーケストラのための)
サン=サンーンス 交響曲第3番ハ長調作品78「オルガン付」
フォーレの最初のほうの組曲だけ、聞いたことのあるメロディーが流れました。
やはり、知っている曲は、ホッとしますね。
グランドハープが活躍します。
サン=サンーンスは、ピアノの扱いが「効果音的・パーカッション的」でした。
恐ろしく速いテンポで、スケールを弾きます。
メロディらしきものは、なかったように思われます。
(ん?聞きなれない音が鳴っているな?)と思ったらば、オルガンの音でした。
コンサートホールの舞台上の壁一面に設置されているオルガン…あのパイプから音が出るのですから、不思議な楽器ですよね。
メンテナンスなどは、どのようにして行うのか、大変興味深いです。
当日の席は、1列目は座っている人がいなかった上での、2列目に座らせて貰いました。
実質「1番前」ですね。
そんな席で管弦楽団の音楽は聞いたことがなかったので、こちらが緊張します。
楽譜をめくる音が聞こえるのです。パーカッションの音のズレも気にならないです。
貴重な体験でしたが…音楽的・視覚的には、音楽を楽しむ場所ではなかったように思われます。
指揮者のフリはよく見えますが、後は足..足..足..
お好みにもよるのでしょうが、もう少し後ろでもよかったかな。