Piaggeroとパソコンをインターフェースで繋げると、ノイズが入る。
パソコンとデジタルキーボードを繋げて、音楽ソフトで楽譜を作りたくて、NP-11(ヤマハ)キーボードを買いました。
NP-11は、piaggeroと呼ばれる、アコースティックピアノをイメージしたもので、61(幅1036mm×奥行259mm×高さ105mm)の、シンプルなモデルです。
パソコンは、「DELL Windous8.1 Inspiron5537」です。
USB-MIDIインターフェースは、「UX-16(ヤマハ)」で、ヤマハのNP(スリムモデル)シリーズ専用のものです。汎用に使われるUSBケーブルを使用するキーボードが多いようで、ヤマハの店員さんにも、UX-16の存在を知らない方がいて、ヤマハ楽器専門店でも取寄せになる場合があるようです。
NP-11を、UX-16ケーブルを使ってノートパソコンのUSBに繋げると、かすかなノイズが入ります。UX-16の先端を、USBの口に近づけただけで、「ビビビ・・・」という音が聞こえます。
ヤマハのサポートに電話をして、色々と試したのですが、どうやらノートパソコンの電源ケーブルに問題があるようです。
試しに、パソコンの電源ケーブルを抜いて、パソコン本体のバッテリだけで起動させると、ノイズは発生しませんでした。
最初に電話対応をしてくださった、ヤマハのサポートの女性は親切で、とても時間をかけて色々と指示してくれました。
- パソコン本体にUSBがいくつかあるならば、場所を変えて試してみる。
- パソコンの電源ケーブルとNP-11の電源ケーブルを同じ場所のコンセントからとらずに、少し離れた場所の別々のコンセントを使ってみる。
- ATH-PRO500というヘッドフォンは高性能なのでノイズを拾いやすいのかもしれないので、別のヘッドフォンで試してみる。(始めは、ノイズはヘッドフォンからしか聞こえないと思っていたのですが、後でキーボード本体のスピーカーに直に耳を当てると、かすかにノイズが聞こえると判明したので、ヘッドフォンの問題ではなかった。)結局、キーボードの初期不良かもしれないという事で、本体を交換して貰ったのですが、同じ結果になりましたので、またヤマハのサポートに電話しました。
- 次に対応してくださった、ヤマハのサポートの男性は、事前の調査もあってか、簡潔で少し難易度の高い話をされました。
- コンセントはノイズを拾いやすい場所なので、「ラインフィルター」というものを購入し設置してみると、ノイズはなくなるかもしれませんが、なくならないかもしれません、とのことでした。パナソニックのものは価格が高いので、三和サプライの「TAP-AD2N変換アダプタ(ノイズフィルター付)」という安価なものを設置してみましたが、ノイズは取れません。次に、パソコンに問題があるのかと思い、DELLのテクニカルサポートに問合せしてみました。
- ラインフィルターとは、「ノイズフィルター」と呼ばれるもので、パナソニック・日本エレコム・三和サプライの3社が現在、製造していました。
- もしかしたらば、NP-11と使っているDELLパソコンの相性が悪いかもしれない、もしくはパソコンのどこかに異常があるかもしれないので、他のパソコンを用意してみて繋げて、ノイズがあるかどうか試して欲しい、とのことでした。結局、今のところは、「他のパソコン」を用意出来ていない為に、「ビビビ・・・」というノイズが入ったままなのです。まだ他のパソコンでの検証が出来ていないので、私の持っているノートパソコンだけに問題があるのか、「DELL Windous8.1 Inspiron5537」とNP-11の相性が悪いのかは、判っていません。